[雑談] : 教える

[雑談] GM : 来たか

[情報] GM : 人形回廊(捏造)
想定時間:3~4時間? 
推奨技能:特に無し(目星くらいはあっていい)
想定人数:1

HO:探索者は最近、毎夜悪夢を見ている。内容は任意。

導入:
悪夢の分、SANc(0/1)を最初に3回行うこと。
そして最終的に寝ること。それ以外は自由。(面倒なら適当にSANcして寝ていい)

[雑談] : シャンクトゥ久々すぎて覚えてないだろ

[情報] GM : シャンクトゥルフTRPG

1.はじめに




 クトゥルフTRPG(6版)のルールを適当に簡略化したテキストであることを教える
 あまりバランスを考えずに作ったから不便なところがあったら無料配布されているスタートセットを参照するなりルルブを買うなりして各自修正することを…勧める
 TRPGが何かやロールプレイが何かについてはシャンクスTRPGでまとめてるシャンカーがいたからそっちを読みに行く 来い



・本作の大まかな流れ

 このゲームの特徴として探索がメインなこと、技能というものがあること、SAN値(シャン値)というものがあることを教える
 
 基本的な流れとしては、PCが魔術などのオカルト的な不思議な現象に巻き込まれ、謎を解いたり敵を倒したりしてその事件を解決することになるのを教える
 
 このゲームはプレイヤーの行動の自由度が高く、KPの許可を貰えれば持ち物や技能をいつでも使えたりと自由に行動できるので、それを活かしてクリアを目指してくれ(^^)

 あとこのゲームでは敵との戦闘は極力避けることが推奨されているのを教える
 なぜなら出てくる敵は大概人間ではどうにもならない存在だからだ ビッグマムといっしょ
 しかしこれはシャンクスゲーなので戦いたければ別に戦っても構わないことを教える



・技能について

 技能とはPCの得意なことであることを教える
 技能ダイスに成功するとその技能を使用でき、それにより新たな情報を得られたりダメージを上乗せしたりできることを教える



・SAN値について

 SAN値とはPCの正気度であることを教える
 この世のものとは思えないものや精神がやられそうなもの(凄惨な死体など)に遭遇するとSAN値が減ることを教える
 これが0になると廃人となってキャラロスト扱いになるので減らないように気を付けることを…勧める








2.シナリオメイキング




 KPはシナリオを準備するにあたり、まずは世界観を設定するのを教える 
 シャンクトゥルフと言ったが本作で取り扱う世界観はワンピ世界以外でもまったく問題がないのを教える
 登場する敵もクトゥルフの神話生物である必要はないぞォ!
 既存の他の作品をそのままシナリオに取り込むこともおすすめだァ~!


 世界観を決めたらシナリオ作りだァ~!
 クトゥルフのシナリオは大きく分けてクローズドシナリオとシティシナリオに分かれることを教える
 簡単に説明すると、クローズドシナリオは閉ざされた空間が舞台のシナリオ、シティシナリオは街などを自由に行動できるシナリオであることを教える
 KP初心シャンにはPCの制御が簡単なクローズドシナリオを…勧める


 話の基本としてはPCが魔術やクトゥルフ神話が関わる怪事件に巻き込まれる…ところから始まるのだが、これはシャンクスゲーなので目的や事件はどんなものでもかまわないぞォ!


 どんな事件が起きるかを決めたら、事件解決までの道筋を大まかに決めて、道中にヒントやNPCをばらまこう
 このゲームは探索がメインなので、目星などを成功することでクリアのためのヒントを得られるようにするとそれっぽくなることを教える


 ここまで決めたらクリアの抜け道がないか確認してシナリオ完成だァ~!


 どうせ無茶苦茶なRPで想定通りにはならないから本番はその場の流れでクリアできるようにフォローしよう







3.キャラクターメイキング



 シナリオが準備できたらセッションを開始する前に全PCのキャラクターメイキングをするぞォ!

 PCの能力値は、基本的には以下のようになるのを教える



STR(筋力:戦闘時などに補正として使う) 3d6

CON(体力:HPの最大値でもある) 3d6

DEX(敏捷性:行動順や回避などに使う) 3d6

POW(精神力:SAN値などに影響する) 3d6

INT(知性:技能ポイントなどに影響する) 3d6



 本当はもっと項目があるがこの5つを決めれば大体どうにかなることを教える

 この数値を使って他の設定を決めていくことを教える



HP(0になったらキャラロスト) 初期値をCONの値とする

SAN値(0になったらキャラロスト) 初期値をPOWの5倍とする

アイデア(技能の一種として使う) INTの5倍とする

幸運(技能の一種として使う) POWの5倍とする

技能ポイント(これを割り振って技能を決める) INTの30倍とする



 これらが決まったら技能ポイントを割り振っていくぞォ!
 技能はルールブックに載っているものでも捏造したものでも何でもいいことを教える
 ただし捏造の場合は何ができるのかをKPに教えろ
 
 技能ポイントは一つの技能につき1~99まで割り振ることができるのを教える
 この数字が高いほどその技能が得意ということになり、成功しやすくなることを教える
 割り振った技能ポイントの合計が先ほど決めたINT×30になるようにしてくれ(^^)

 シナリオに必須の技能がある場合はKPがそれを伝えるのでメンバーのうち最低一人は獲得することを…勧める
 KPに推奨される技能以外では目星(隠されているものや詳しい情報を知れる)や聞き耳(周りの音や臭いの情報を知れる)や図書館(資料や本棚を調べられる)といった探索系の技能、マーシャルアーツ(攻撃に補正が乗る)といった戦闘系の技能、応急手当(HPを少し回復できる)といった回復系の技能などがおすすめであることを教える
 しかしこれはシャンクスゲーなのでこういった技能を取らずにゴリ押すことも可能だァ~!



 最後に持ち物を決めるぞォ!
 KPから許可を貰えればなんでも持ち込めることを教える
 お金や武器などがあると便利であることを教える







4.ダイスロール



 基本的にプレイ中は1d100で振ることが多いのを教える
 1~5がクリティカルで出たら良いことが起こるのを教える
 96~100がファンブルで出たら悪いことが起こるのを教える



・技能

 1d100で振り設定していた技能ポイント以下の値だったら成功なことを教える
 その場の状況により補正がかかることもあるのを教える



・SAN値チェック

 恐ろしいものを見てSAN値チェックをすることになった場合、まず1d100を振りそれが現在のSAN値以下なら成功となることを教える
 SAN値チェックに成功するとSAN値の減少が小さくなることを教える
 逆に失敗すると大きくSAN値が減ることになるのを教える

 一度に5以上SAN値が減ると発狂状態となり、しばらく時間が経ったり攻撃を受けたりするまで自由に行動できなくなることを教える
 KPはこのことを加味してSAN値の減少幅を決めることを…勧める



・対抗ロール

 敵から逃げる(DEXの対抗ロール)や扉をこじ開ける(STRの対抗ロール)といったようにステータスが決められたものに対して動作を行う場合、対抗ロールというダイスの振り方になることを教える

 能動側のステータスが受動側より高ければ成功率が上がり、逆に低ければ成功率が下がることを教える
 具体的には行動するキャラが相手より強い場合は50より高い値、弱い場合は50より小さい値を目標値に設定すればいいの濃厚に
 また対抗ロールで検索すると計算できるサイトが出てくるのでそれを利用することを…勧める







5.戦闘ルール



 本作での戦闘は、技能→命中→威力という一連のダイスを振っていくことによって行うことを教える
 また行動順が回ってきても必ずしも攻撃をしなければいけないわけでは無く、仲間の回復をしたり次の攻撃の準備をしたりできる
 さらに足元を狙うなど細かい指定もRPとして可能なことを教える
 KPを説得できれば補正が貰えるぞォ~!

 敵の能力値はシナリオによって適当に決めていいことを教える
 カイドウより強いモブ海兵がいても問題ない 怖いだろ
 ただし最終的に倒すなり逃げるなりしてシナリオをクリアできるようなステータスにしてくれ(^^)

 なお、技能やSTRなどによる補正については、場面によってKPの裁量に任せる程度で細かく気にする必要はない



・行動順

 その戦闘シーンにいるPCと敵の中からDEXが高い順に行動ができることを教える
 ただし発狂していたり拘束されているとそれが解けるまで動けない 南無…

 全員が行動し終えるまでを1ターンとして数える



・攻撃

 まずはどのような攻撃をするのか宣言しよう
 この時に技能を振って成功すれば威力が上乗せされることを教える

 どのように攻撃をするか決めたら次は命中の判定を行う
 相手のDEXとの対抗ロールに成功すると攻撃が当たることを教える

 命中したら威力を決めることを教える
 どれぐらいの威力にするかはKPの自由だが、パンチで1d3、キックで1d6、拳銃で2d6程度が標準とされていることを教える
 この威力にSTRや最初に振った技能の補正を乗せることを教える



・体力が0になった場合

 敵の体力が0になった場合その敵は即座に死ぬ 悲しいだろ
 ただし味方の体力が0になった場合は、そのターン以内なら回復系の技能を使うことで蘇生させられることを教える こわい






最後に

 これでシャンクトゥルフTRPGのルールは以上だァ~!
 たぶん不備があるので必要を感じ次第公式のルルブを読んでくれ(^^)


(以上)

[雑談] : うわ!

[雑談] GM : とりあえず最初にx5 3d6振ってステ決めろ
それ以上の説明が要るならまた言え

[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 9[5,3,1] > 9 #2 (3D6) > 11[6,3,2] > 11 #3 (3D6) > 15[6,6,3] > 15 #4 (3D6) > 7[1,5,1] > 7 #5 (3D6) > 11[1,4,6] > 11

[ステ] : STR9
CON11 HP11
DEX15
POW7 SAN35 LUCK35
INT11 IDEA55

技能 330

[雑談] : 技能は80までか99までか教えろ

[雑談] GM : 自由っ

[雑談] GM : 99まで振りたいならそれでいい

[雑談] : わかった

[ステ] デンジ : チェンソー(近接武器技能) 85
デビルハンター(目星,隠密,近接格闘) 90
応急手当 75
料理 80

[雑談] : 決まったことを…教える…
時間かかってすまなかった!

[雑談] GM : お前なら…いい…

[雑談] GM : しかし懐かしいPCだな…

[雑談] : 前よく使ってたことを教える

[雑談] GM : へ~!

[メイン] GM : 準備がいいか教えろ

[メイン] デンジ : 教えんぜ

[メイン] GM : 出航だァ~~~~!

[メイン] デンジ : 出航だァ〜〜〜!!!

[メイン] GM :

[メイン] GM : 導入:
探索者は最近、毎夜悪夢を見ている。内容は任意。
悪夢の分、SANc(0/1)を最初に3回行うこと。
そして最終的に寝ること。それ以外は自由。(面倒なら適当にSANcして寝ていい)

[メイン] デンジ : 「っはぁ……は……!」
顔を抑え、飛び起きる。

[メイン] デンジ : 「…………また、なんも覚えてねえ」

[メイン] デンジ : ここ数日、寝覚めの悪い朝が続いている。
寝起きの最悪さと身体中の脂汗からどうやらとても恐ろしい夢を見ている……らしい。

[メイン] デンジ : 「夢の内容が思い出せないんじゃなぁ……」
コップに水道水を入れ、水分を喉奥へと流し込んだ。

[雑談] GM : 雰囲気がしっとり暗い

[メイン] デンジ : 1d100<=35 SAN (1D100<=35) > 25 > 成功

[メイン] デンジ : 1d100<=35 (1D100<=35) > 33 > 成功

[メイン] デンジ : 1d100<=35 (1D100<=35) > 11 > 成功

[雑談] GM : 1/3を3回連続で成功させるとは…

[メイン] デンジ : 毎日毎日わけのわからん化け物を千切っては投げ千切っては投げ。
悪夢ごときで揺れるような、そんなやわな精神はしていないものの。

[メイン] デンジ : 「いざ布団で寝っ転がると、なぁんとなく嫌な気分」
若干の不快感を瞼の奥にしまい込み、意識を溶かした。

[雑談] デンジ : デビルハンターだぜ俺ぁ

[雑談] GM : 導入は以上でいいかな?

[雑談] デンジ : おぉ、以上とか言った方が良かったな
悪ぃ

[雑談] GM : いや、こちらからやるべき確認だ

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : あなたは暗い廊下に立っていた

[メイン] GM : 辺りはよく見えないが広い 両手を広げても3人は並べるか
糸が軋む音がする

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[情報] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] デンジ : なんとなくぼんやりとした、よく働いていない頭を動かして《辺りを調べる》。

[メイン] GM : 廊下は前後に、先も見えないほど延びているようだった

[メイン] GM : そして暗闇の中に無数の人形が吊られていた

[メイン] GM : あるものは宙ぶらりんで あるものは大地に蹲り
マネキン人形のような、顔も無い人型がその場を埋め尽くしていた
SANc(0/1)

[メイン] デンジ : 1d100<=35 SAN (1D100<=35) > 62 > 失敗

[メイン] system : [ デンジ ] SAN : 35 → 34

[雑談] GM : 盤面にマップ的なものを置いた

[雑談] デンジ : うわ!

[メイン] デンジ : 「気色悪ぃな……」

[メイン] デンジ : 人形をかき分け、ゆっくりと《進む》。
なんとなく、そうするべきだと思った。

[メイン] GM :

[メイン] GM : 進む。

[メイン] GM : 進んでも進んでも風景が変わらない。
同じような廊下をずっと歩いている。

[メイン] GM : 進んだ。

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[雑談] GM : 何となく雰囲気が良い

[メイン] デンジ : 代わり映えしない景色は既に飽きたのか、再び頭を動かして《辺りを調べる》。

[メイン] GM : 様子は先ほどの一画と変わりはなさそうだ。

[メイン] GM : ハサミの音が聞こえる。

[メイン] GM : そして、遠くで人形が糸が切れたように崩れ落ちる。
廊下の先から、倒れた人形を退かして人影が歩いてくるのが見える。

[メイン] デンジ : 「……?」

[メイン] 危なげな人形 : あなたに向かって進んでくるようだ。

[メイン] 危なげな人形 : 大きなハサミを持っているが、肌や関節を見るに人形のように見える。

[メイン] 危なげな人形 : 「あ?」

[メイン] 危なげな人形 : 「何ボケっとしてんの?」

[メイン] デンジ : 「お、おお?」

[メイン] 危なげな人形 : 「邪魔なんだけど」

[メイン] 危なげな人形 : 「君もスパッと行く?」

[メイン] 危なげな人形 : ハサミを振り回す。

[メイン] デンジ : 「っぶね!」

[メイン] デンジ : 「すぐどくから、そのおっかないやつ振り回すのやめようぜ?」

[メイン] 危なげな人形 : 「ハサミで邪魔な糸切るのの何が悪いの」

[メイン] デンジ : 「いや悪くねえけどよ……俺が切られたくねえって話」

[メイン] 危なげな人形 : 「じゃ、早く退きなさいな。私も無駄なことは好きじゃないもの」

[メイン] デンジ : 「へーへー……」
相変わらずの女運の悪さに辟易しながら道を譲る。

[メイン] デンジ : 「っと、ちょっと聞きたいんだけど」

[メイン] デンジ : 「この廊下進んだ先ってなんかあんの?」

[メイン] 危なげな人形 : 「何にも無かった」

[メイン] 危なげな人形 : 「だから歩いてるの」

[メイン] 危なげな人形 : 譲られた道をそのまま歩いていく。

[メイン] デンジ : 「…………」

[雑談] デンジ : 自分の体は糸で吊られてる?

[雑談] GM : (^^)

[雑談] GM : 確認してみればいいんじゃないでしょうか

[雑談] デンジ : 危なげな人形は吊られてる?

[雑談] GM : 吊られてる

[雑談] デンジ : なるほどなぁ〜

[メイン] デンジ : ふと、頭上を見る。

[メイン] GM : 糸が垂れ落ちてきている。

[メイン] GM : あなたに向かって糸が絡んでいるように見える。

[雑談] GM : チッ

[雑談] GM : こいつ…賢い!

[雑談] デンジ : 確認しねえわけねえだろぉ

[メイン] デンジ : 「…………」

[雑談] GM : 自分を調べると言い出したら「自分は辺りに含まれないんで調べられませ~ん」って言うところだったんだが…

[雑談] GM : 天井かあ~

[雑談] デンジ : 他の人形が吊られてるもんなぁ

[メイン] デンジ : 「もうちょいあいつに話聞いてみるか……?」
床に積み重なる人形をかき分け、《進む》。

[メイン] GM :

[メイン] GM : 進む。

[メイン] GM : 進んでも進んでも風景が変わらない。
同じような廊下をずっと歩いている。

[メイン] GM : 進んだ。

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] デンジ : 進みながら、ハサミを手にした人形……普通の人形はしゃべらないが……を探すように《辺りを調べる》。

[メイン] GM : 糸の切れた人形が散乱している。

[メイン] GM : 人形の中に異彩を放つものがある
薄青のドレスを身に着けた人形だ
瞳を閉じ、その場で立ち尽くすようにしている

[メイン] GM : ハサミの音は聞こえない

[メイン] デンジ : 「……?」
ゆっくりと近づいていく。

[メイン] 静かな人形 : パチリ!

[メイン] 静かな人形 : 瞼を開ける。

[メイン] 静かな人形 : 「はて」

[メイン] 静かな人形 : 「あなたは…………?」

[メイン] デンジ : 「おぉ、俺ぁ……お客さんみたいなもんだ」

[メイン] デンジ : 「お前……お前じゃアレだな、なんて呼べばいい?」

[メイン] 静かな人形 : 「フラー、とお呼びください」

[メイン] フラー : 「あなたの名前もお伺いしても?」

[メイン] デンジ : 「デンジってんだ、よろしくな」

[メイン] デンジ : 「フラーはここで何してんだ?」

[メイン] フラー : 「私は……お恥ずかしながら、少々呆けていたようで」

[メイン] フラー : 「ええ、お恥ずかしいところをお見せしました」

[メイン] デンジ : 「おぉ……?まあよくわかんねえけど、別に良いぜ」

[メイン] デンジ : 「フラーは話通じんだなぁ……さっき会った人形にゃ危うく斬られかけたぜ」

[メイン] フラー : 「彼女ですね。彼女には近付かない方がよろしいかと……」

[メイン] フラー : 「一度ご覧になったのでしたら、話が早い。見ての通りの危険人物ですので」

[メイン] フラー : 「あのような調子で、延々とこの場を歩き続けているのです」

[メイン] デンジ : 「へ〜……うん?この場?」

[メイン] デンジ : 「真っ直ぐ行った先にゃ何もないって言ってたけど、もしかして繋がってんのか?」

[メイン] フラー : 「その通り。この廊下は進み続ければいずれ同じ場所に行きつく、さながら回廊のような構造になっているようです」

[メイン] デンジ : 「……無限の悪魔みてえに本体がありゃなぁ、んでもパイセンいねえから無理か」

[メイン] デンジ : 「いつからここにいんだ?」

[メイン] フラー : 「正確に記憶してはおりませんが……非常に長い間、と認識しています」

[メイン] フラー : 「一夜の夢では済まない程に」

[メイン] デンジ : 「ふうん……」

[雑談] デンジ : フラーも吊られてる?

[雑談] GM : はい

[メイン] デンジ : 「自分の糸切ったりしねえの?」

[メイン] フラー : 「……へ?」

[メイン] フラー : 「失礼、どのような意味でしょうか」

[メイン] デンジ : 「うん?」

[メイン] デンジ : 「いやそのまんまの意味だけど」

[メイン] デンジ : 「天井から吊られてんじゃん」

[メイン] フラー : 「……な、成る程」

[メイン] フラー : 「ああ……確かに。言われてみれば……」
頭上を見上げる。

[メイン] デンジ : 「多分だけどよ、俺も人形みてえに見えてんだろ?」

[メイン] フラー : 「その通りです」

[メイン] フラー : 「この回廊においては、およそ人形以外を見たことは御座いません」

[メイン] デンジ : 「だよなあ……」

[メイン] フラー : 「自分の糸を切る、という発想はありませんでしたが……」

[メイン] デンジ : 「……そもそも、これ動かしてんの誰なんだろうな」
天井を指さしつつ。

[メイン] フラー : 「……さて。それらしきものを見た覚えもありませんが」

[メイン] フラー : 「いるとしたら、きっとそれはこの夢が覚めない原因なのでしょうね」

[メイン] デンジ : 「ま、悪趣味な野郎ってこったな……」

[メイン] デンジ : 「で、どうする?」

[メイン] フラー : 「糸を切られるのは、いかにも尤もらしい方法に思えます」

[メイン] フラー : 「……私は試してみようかと」

[メイン] デンジ : 「そっか」

[メイン] デンジ : 「んなら、もし戻れたらパーティでもしようぜ」

[メイン] フラー : 「パーティ……ですか」

[メイン] デンジ : 「おぉ、俺ぁこう見えても結構お金持ちだからな」

[メイン] デンジ : 「パーっと騒ごうぜ……なんせ、久々だろ?」

[メイン] フラー : 「……そうですね」

[メイン] フラー : 「ええ、その時には是非お誘いください」

[メイン] デンジ : 「公安退魔特異4課、早川デンジまでご連絡ください……っと」

[メイン] デンジ : 「そんじゃ、またな」

[メイン] フラー : 「はい、ご無事をお祈りします」

[メイン] フラー : 軽く手を振った。

[メイン] デンジ : 軽く手を振り、そのまま道を《進む》。

[メイン] デンジ : 「パーティは人数多い方が楽しいもんな……なぁ、アキ、パワー」

[メイン] GM :

[メイン] GM : 進む。

[メイン] GM : 進んでも進んでも風景が変わらない。
同じような廊下をずっと歩いている。

[メイン] GM : 進んだ。

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] デンジ : 「フラーに他に何人くらいいるのか聞きゃ良かったな……」
ぼやきつつ、《辺りを調べる》。

[メイン] GM : ハサミの音は聞こえない。

[メイン] GM : だが何か、小さな気配がある。
人形の隙間にちらりと隠れた人影が見えた。辺りの様子を伺っているようだ。

[メイン] デンジ : 「……ん?」

[メイン] デンジ : 「誰かいる……よな」

[メイン] GM : 人影がビクリと震える気配がする。

[メイン] デンジ : 「怪しいもんじゃねえぜ、ちょっと聞きてえことあんだけどよ」

[メイン] 気弱な人形 : おそるおそる顔を見せる。

[メイン] 気弱な人形 : 服の影から垣間見える肌と関節を見るに人形らしい。

[メイン] 気弱な人形 : 「あ、あ、あ…………はい……」

[メイン] デンジ : 「人形……しゃべるやつって俺の他に何人くらいいんの?」

[メイン] 気弱な人形 : 「え……えっ」

[メイン] 気弱な人形 : 「わ、わかんないです……」

[メイン] 気弱な人形 : 「あ、でもさっきハサミ持ってるお人形さんが通りかかって……」

[メイン] 気弱な人形 : 「こ、こわかったあ……!」

[メイン] デンジ : 「んー、そっか……俺ぁデンジって言うんだけどよ、もしかしてここに来たばっかか?」

[メイン] 気弱な人形 : 「あ、は、はい……そうなんです……」

[メイン] 気弱な人形 : 「デンジ……さん。えと、私、ヒマリって言います」

[メイン] デンジ : 「よろしくなぁ」

[メイン] デンジ : 「とりあえず脱出しようと思ってんだけど……ヒマリも来るか?」

[メイン] ヒマリ : 「え……あ、いいんですか。私、あんまりお役に立てませんけど……」

[雑談] GM : この際だから言うと

[雑談] デンジ : おぉ

[雑談] GM : ヒマリは探索者自身も糸で吊られているのをそれとなくほのめかしてくるキャラなので…

[雑談] GM : 超序盤に気が付かれた今回は用が無いです

[雑談] デンジ : おぉ……

[雑談] デンジ : んまあだからって置いていくわけにもいかねえしな

[雑談] GM : 優しい

[メイン] デンジ : 「いいぜ、賑やかな方が好きだからよ」

[メイン] デンジ : 「とりあえず、他のしゃべる人形を探しに行くか…」

[メイン] ヒマリ : 「あ、はい……ありがとうございます……!」

[メイン] デンジ : 「そういやここって輪っかみたいに繋がってるらしくて……」
ヒマリと情報を共有しつつ、新たな人形を探しに《進む》。

[メイン] GM :

[メイン] GM : 進む。

[メイン] GM : 進んでも進んでも風景が変わらない。
同じような廊下をずっと歩いている。

[メイン] GM : 進んだ。

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] デンジ : 「なんか変わったもんがあったらヒマリも言ってくれよな」
小さな探索者と共に《辺りを調べる》。

[メイン] ヒマリ : 「はっ、はい!」

[メイン] GM : どうやらここはあなたが最初にいた辺りらしい

[メイン] GM : 進み続けて戻ってきたようだ

[メイン] GM : ハサミの音がする

[メイン] ヒマリ : 「あっ、この音……」

[メイン] デンジ : 「危ねえ女の登場だな」

[メイン] 危なげな人形 : 人形が崩れ落ちて、その陰から現れる。

[メイン] デンジ : 「よう、さっきぶり」

[メイン] 危なげな人形 : 「どうも、また君ね」

[メイン] デンジ : 「自己紹介し損ねちまったからなぁ……俺ぁデンジってんだ」

[メイン] 危なげな人形 : 「ふーん」

[メイン] 危なげな人形 : 「で?」

[メイン] デンジ : 「おぉ……まあ良いけどよ……」

[メイン] デンジ : 「ここから抜け出す気はあるか?」

[メイン] 危なげな人形 : 「そうじゃなきゃ歩いてないんだけど?」

[メイン] デンジ : 「どうもみんな視野が狭えよな……もっと視界広げてこうぜ?」

[メイン] デンジ : 「自分の真上見てみ?」

[メイン] 危なげな人形 : 「はあ」
言われた通り上を見る

[メイン] 危なげな人形 : 「うわっ」

[メイン] デンジ : 「全員人形だぜ、自分含めてな」

[メイン] 危なげな人形 : 「うわお……」

[メイン] 危なげな人形 : 「うーん…………いや、でも、信じざるを得ないかしらこれは」

[メイン] デンジ : 「話が早くて助かる……でだ、肝心の脱出方法なんだが」

[メイン] デンジ : 「自分の糸切ってみようぜ?」

[メイン] 危なげな人形 : 「ええ……」

[メイン] 危なげな人形 : 「いやでも、人形なら猶更切るべきじゃないでしょ」

[メイン] 危なげな人形 : 「そんな選択肢無いわ」

[メイン] デンジ : 「むしろ切るべきだろ、誰が動かしてんだかわかんねえんだからよ……」

[メイン] 危なげな人形 : 「ええ? でも、ううん……」

[メイン] デンジ : 「それに、今の今まで気付けなかったんだろ?」

[メイン] デンジ : 「隠したかったって考える方が自然じゃねえか?」

[メイン] 危なげな人形 : 「ああ~~~?」

[メイン] 危なげな人形 : 「ううん、やっぱり、ダメね」

[メイン] デンジ : 「マジか」

[メイン] 危なげな人形 : 「だって《自分の糸を切る》なんて選択肢あり得ないでしょ!」

[メイン] デンジ : 「………………最悪だ」

[メイン] 危なげな人形 : 「何が?」

[メイン] デンジ : 「うんにゃ、こっちの話」

[メイン] デンジ : 「そう言われちまうと反論しづれぇな」

[メイン] デンジ : 「……ってことは、フラーも?」

[メイン] デンジ : 「ちょっとついてきてもらって良いか」

[メイン] 危なげな人形 : 「ううん」

[メイン] 危なげな人形 : 「ま、いいでしょう」

[メイン] デンジ : 「助かるぜ」

[メイン] デンジ : 3人パーティで道を《進む》。

[メイン] GM :

[メイン] GM : 進む。

[メイン] GM : 進んでも進んでも風景が変わらない。
同じような廊下をずっと歩いている。

[メイン] GM : 進んだ。

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] デンジ : やや早歩きで《進む》。

[メイン] GM :

[メイン] GM : 進む。

[メイン] GM : 進んでも進んでも風景が変わらない。
同じような廊下をずっと歩いている。

[メイン] GM : 進んだ。

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] デンジ : 「この辺だったはず……」
きょろきょろと《辺りを調べる》。

[メイン] GM : 様子は辺りと変わりない。

[メイン] GM : フラーがいる。

[メイン] デンジ : 「フラー、生きてっか?」

[メイン] フラー : 「はいはい、こちらに」

[メイン] デンジ : 「やっぱ選択肢になかったか」

[メイン] フラー : 「ふむ?」

[メイン] デンジ : 「いや、こっちの話」

[メイン] デンジ : 「どうしたんだ、自分の糸切ったんじゃねえの?」

[メイン] フラー : 「あ、いえ」

[メイン] フラー : 「切ると言いましても……手段がそこの」
危なげな人形を指して
「彼女くらいしか思いつかず」

[メイン] フラー : 「通りかかるのをお待ちしていたところなのですが……」

[メイン] 危なげな人形 : 「んあ?」

[メイン] デンジ : 「…………」

[メイン] デンジ : 「お前……お前もあれだな、なんて呼べば良い?」

[メイン] 危なげな人形 : 「ああ?」

[メイン] 危なげな人形 : 「イトキリ」

[メイン] デンジ : 「じゃあ……フラーの、そこの青いやつの糸切ってもらって良いか?」

[メイン] イトキリ : 「ええ……?」

[メイン] イトキリ : 「え、いいの?」

[メイン] デンジ : 「それ待ってたみたいだし」

[メイン] フラー : 「改めて問われますと、どうにも。」

[メイン] フラー : 「……むむ、お願いします」

[メイン] イトキリ : 「まあ……それなら」

[メイン] イトキリ : 「……んん?」

[メイン] イトキリ : 「ん、ん、んー?」

[メイン] デンジ : 「どした?」

[メイン] イトキリ : 「なーんかいつもの調子と……うん?」

[メイン] イトキリ : 「君、ちょっとこっちに」
フラーをちょいちょいと手招き

[メイン] フラー : 「はあ……?」
言われるままに近づき

[メイン] イトキリ : そのままフラーの方へ歩きだし

[メイン] イトキリ : チョッキン!

[メイン] イトキリ : 「うーん、切れた」

[メイン] イトキリ : 「切ろうとだけ思うとなんか……切れない!」

[メイン] イトキリ : 「歩きながらね、邪魔な奴を切ろうと思って切ればいいのね」

[メイン] デンジ : 「そこらへんにぶら下がってる人形とは違うみてえだしな」

[メイン] デンジ : 「……フラー、調子はどうだ?」

[メイン] フラー : 手を握ったり開いたりしている

[メイン] フラー : 「動け……ますね。別状はなく」

[メイン] デンジ : 「おぉ……?」

[メイン] フラー : 「いや、なんと申し上げればよろしいのか」

[メイン] フラー : 「自由になった感覚はあります」

[メイン] デンジ : 「ならよ、ちょっと真っ直ぐ進んできてくんねえか?」

[メイン] デンジ : 「後ろから戻ってくる……よな?」

[メイン] フラー : 「やってみましょう」

[メイン] GM : フラーは廊下の向こうへ失せた

[メイン] GM : そして後ろから戻ってくる

[メイン] フラー : 「そうですね、変わりなく」

[メイン] デンジ : 「…………????」

[メイン] デンジ : 「んじゃまあ、俺の糸も切ってくれ」

[メイン] イトキリ : 「言われて切るのも何か変な気分だけども……」

[メイン] イトキリ : 「じゃ、そういうことで」

[メイン] イトキリ : チョッキン!

[メイン] GM : 探索者の頭上を、金属の光沢が通り過ぎる。

[メイン] GM : 糸が切れた音がする。

[メイン] GM : 自由行動開始。

[メイン] デンジ : 「……なるほどなぁ」

[メイン] デンジ : 「イトキリ、そのハサミ貸してもらって良いか?」

[メイン] イトキリ : 「え、嫌だけど……」

[メイン] デンジ : 「うーん……じゃあとりあえずヒマリの糸も切ってあげてくれ」

[メイン] ヒマリ : 「えっ」

[メイン] ヒマリ : 「あ、え、え~……」

[メイン] ヒマリ : 「お手柔らかに……」

[メイン] イトキリ : 「……」

[メイン] イトキリ : チョッキン!

[メイン] ヒマリ : 「ひぃ!」

[メイン] イトキリ : 「はい」

[メイン] GM : ヒマリの糸も切れた。

[メイン] ヒマリ : 「い、痛くない……」

[メイン] デンジ : 「さて、どうすっかな」

[メイン] デンジ : 「……フラーって何か特技みたいなのある?」

[メイン] フラー : 「と、特技……?」

[メイン] デンジ : 「なんかこう……誰にも負けねえ!みたいなん」

[メイン] フラー : 「お役に立たないと思いますよ……?」

[メイン] デンジ : 「ん、おっけ」

[メイン] デンジ : 「いてくれるだけで助かるからかんな」

[メイン] フラー : 「恐縮です」

[メイン] デンジ : 「そんじゃまあもちっと詳しく調べてみるか……」
デビルハンター(目星)を今いる廊下に。

[メイン] GM : わかった

[メイン] デンジ : 1d100<=90 デビルハンター(目星) (1D100<=90) > 51 > 成功

[メイン] GM : 一体の人形がメモを握っているのを見つける。

[メイン] デンジ : 「頭もすっきりしたしよぉ〜、プロの力見せてやんぜ」

[メイン] デンジ : 意識を部屋中に張り巡らせ、違和感のある場所を見つける。

[メイン] デンジ : 「何持ってんだぁ?」
メモを拾い、読む。

[メイン] GM : メモ・明晰夢について
「夢を夢と自覚すること。夢を自由にできるようだ。
 !うっかり目覚めるなんて想像すると起きてしまうので注意!」

[メイン] デンジ : 「……ふぅん」

[メイン] デンジ : 「だってよ、どう思う?」
フラーに手渡す。

[メイン] フラー : 「……はあ」

[メイン] フラー : 「確かならば、望めばここから抜け出せるかもしれないということでしょうか」

[メイン] デンジ : 「考えることもできなかったっぽいしな」
イトキリの糸をちらりと見る。

[メイン] イトキリ : 「ああん?」

[メイン] デンジ : 「イトキリは……そうだな、選択肢に何があるんだ?」

[メイン] イトキリ : 「そりゃまあ~調べるなり、進むなり……」

[メイン] イトキリ : 「戻るのもあるか。でも好みじゃないわね」

[メイン] イトキリ : 「でも、ここでできるのってそんなもんじゃないの?」

[メイン] デンジ : 「自分の糸を切るのは?」

[メイン] イトキリ : 「え~……?」
しっくりこない顔

[メイン] デンジ : 「ま、あの糸に繋がれてる限りはうまい具合に考えが誘導されちまうんだろうな」

[メイン] イトキリ : 「なるほど……なるほど……?」

[メイン] デンジ : 「……てか、そのハサミどっから持ってきたん?」

[メイン] イトキリ : 「ここに来たときから、手元にあったけど」

[メイン] イトキリ : 「まあ肌身離さずって奴ね」

[メイン] デンジ : 「おぉ……?そうか……」

[メイン] イトキリ : 「仕事道具だし」

[メイン] デンジ : 「仕事?何やってんの?」

[メイン] イトキリ : 「今をトキメク天才裁縫士、イトキリとは私のことよ!」

[雑談] デンジ : ハサミってどのくらいの大きさ?

[雑談] GM : 結構大きめ
手よりちょっと小さいくらい?

[メイン] デンジ : 「へえ……洒落てんなぁ」

[メイン] イトキリ : 「プロってやつよプロ」

[メイン] イトキリ : 「君もなんかのプロだっけ?」

[メイン] デンジ : 「悪魔退治のプロだぜ」

[メイン] デンジ : 「公安退魔特異4課の早川デンジまで……ってな」

[メイン] デンジ : 「んなこたいいんだ……フラー、この明晰夢のあーだこーだってやつ試してみようぜ」

[メイン] フラー : 「はい、と……どうしましょう。試すといいましても」

[メイン] デンジ : 「……寝る?」

[メイン] フラー : 「寝る!?」

[メイン] デンジ : 「いやほら……起きる時に目覚めっかなって」

[メイン] デンジ : 「メモの通りだとすれば、目覚めるって想像すれば起きれるだろ」

[メイン] フラー : 「成る程、失礼しました」

[メイン] フラー : 「そういった意図がございますれば、頷ける話です」

[メイン] デンジ : 「おぉ……ちょっとやってみ?」

[メイン] フラー : 「で、では失礼して」

[メイン] フラー : 「…………」

[メイン] フラー : 突然、ぱたりと倒れる。

[メイン] フラー : どうやら眠ったらしい。

[メイン] デンジ : 「寝んのはっや……」

[メイン] デンジ : 「……いや、寝ようと思ったから寝たのか……」

[メイン] デンジ : 「…………」
フラーを軽く揺すり、目を覚まさせる。

[メイン] GM : 起きない。

[メイン] GM : ずっと眠り続けている。

[メイン] デンジ : 「起きろー」

[メイン] GM : 目覚める気配がない。

[メイン] デンジ : 「…………」
フラーが起きるところを想像する。

[メイン] GM : それでも起きないままだ。

[メイン] デンジ : 「ヒマリ、目閉じていつものベッドの上で起きるの想像してみ」

[メイン] ヒマリ : 「えっ、わ、私ですか」

[メイン] デンジ : 「おう」

[メイン] ヒマリ : 「えっと……や、やってみますね……!」

[メイン] ヒマリ : 「……むむ~」

[メイン] ヒマリ : 唸ったかと思うと、突然ぐらりと倒れる。
眠ったような様子だ。

[メイン] デンジ : 「……うまくいったかな?」

[メイン] デンジ : 「イトキリ、あとはお前だけだぜ」

[メイン] イトキリ : 「ってもね~」

[メイン] イトキリ : 「うーん、覚めろって思えばいいわけ?」

[メイン] デンジ : 「多分それだとまたここに来ることになりそうなんだよなぁ〜」

[メイン] イトキリ : 「へえ?」

[メイン] デンジ : 「操り人形だしなぁ……」

[メイン] イトキリ : 「それは気に食わないわね」

[メイン] デンジ : 「でも自分の糸切れねえだろ?」

[メイン] イトキリ : 「ううん……」

[メイン] イトキリ : 「出来ない……出来ないわね……」

[メイン] デンジ : 「んで俺にハサミ渡すのも無理」

[メイン] イトキリ : 「無理」

[メイン] デンジ : 「……う〜ん、何か切るもの……チェンソーでもねえかな」
手元にチェンソーがある光景を想像する。

[メイン] GM : あなたの手元にチェンソーがあった
気づかなかっただけで初めから持ってたかもしれないし今出てきたのかもしれない

[メイン] デンジ : 「…………」
手元を見、イトキリの顔を見る。

[メイン] イトキリ : 「えっ」

[メイン] デンジ : 「じゃあまあ……切るか……」
スターターを引き、ぶぉんとエンジンが唸りをあげる。

[メイン] イトキリ : 「なんでそんなわざわざ物騒なモノを!?」

[メイン] デンジ : 「俺の手に一番馴染んでるからだよ……
 あんま動かない方がいいぜ、手元が狂っちまうかもしれねえしな」

[雑談] デンジ : 判定した方がいい?

[雑談] GM : どっちでもいいよ

[メイン] イトキリ : 「そりゃないでしょ……!」
と言いつつじっとする。

[雑談] デンジ : ここまできて大惨事は勘弁だしなぁ…
お言葉に甘えて判定なしでいかせてもらうぜ

[雑談] GM : わかった

[メイン] デンジ : 「い……よいしょぉ!!」
ぶぉんと振るわれたチェンソーはイトキリの頭上を通過した。

[メイン] デンジ : ぶちぶちと糸が切れる感触を、エンジンを切ることで無視する。

[雑談] GM : これが糸ノコですか

[メイン] デンジ : 「生きてるかぁ〜」

[雑談] デンジ : だいたいあってる

[メイン] イトキリ : 糸が切れると同時にへたりこむ。

[メイン] イトキリ : 「やっぱオーバーすぎるでしょ……それ……」

[メイン] デンジ : 「へへへ、仕事で使う分にはちょうどいいんだぜ……」

[メイン] デンジ : 「自由になった感想は?」

[メイン] イトキリ : 「……悪くないわね」

[メイン] イトキリ : 「スッキリした気がする」

[メイン] デンジ : 「そんじゃまあ、そろそろ起きるか」

[メイン] デンジ : 「おお、そうだそうだ
 起きたら俺ん家でパーティしようと思ってんだけどよ、イトキリも来るか?」

[メイン] イトキリ : 「君、能天気ね……」

[メイン] デンジ : 「だってお前らにとっちゃ久々の朝だろ?
 普通に過ごすのも勿体ねえじゃねえか」

[メイン] イトキリ : 「ふうん……そうね、なるほどね」

[メイン] イトキリ : 「じゃ、ぱーっとやってちょうだいな。シケたパーティにはしないでね」

[メイン] デンジ : 「俺ぁデンジくんだぜ?そりゃもう盛大にやってやるよ」

[メイン] デンジ : 「ご連絡は公安退魔特異4課、早川デンジまで……連絡しろよな」

[メイン] イトキリ : 「2度も言わなくても、もう覚えたわ」

[メイン] イトキリ : 「早川デンジまで、ね」

[メイン] デンジ : 「おう……そんじゃまたな」

[メイン] イトキリ : 「はい、またね」

[メイン] イトキリ : 「私は一足お先に」
目を瞑る

[メイン] イトキリ : 「ありがとね」

[メイン] イトキリ : 眠るように脱力してその場に倒れた。

[メイン] デンジ : 「…………起きたら金下ろさねえとな」
目を閉じる。

[メイン] デンジ : そうして、いつもの布団に横たわり、目覚ましの音と共に……。

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[雑談] GM : あと自由にやっていただいて…

[雑談] デンジ : ん、了解

[メイン] デンジ : 耳元で鳴り響く電子音を叩いて止める。
視界に広がるのは見慣れた、いつも通りの天井。

[メイン] デンジ : 「…………おはよう、ございます」
久方ぶりのすっきりとした目覚めに、逆に違和感を覚えつつ起き上がる。

[メイン] デンジ : あくびと共にリビングへ向かうと、ちょうど携帯電話が鳴り響いた。
職場からのコールを手に取り、通話を開始する。

[メイン] デンジ : 「俺を出せって?……三件、女……名前は?」

[メイン] デンジ : 「……ああ、了解……俺に直接回して」

[メイン] デンジ : 「あと、今日休むから……あ?」

[メイン] デンジ : 「パーティすんだよ、パーティ」

[雑談] デンジ : 以上

[雑談] GM : イケメンかなんかか!?

[雑談] GM : いいEDだった
ありがとう

[雑談] デンジ : 楽しかったぁ〜!!

[雑談] GM : じゃ、宴だァ~~~

[雑談] デンジ : 宴だァ〜〜〜!!!

[雑談] デンジ : はじめてのシナリオはやっぱ楽しいなぁ〜!

[雑談] GM : それはよかった

[雑談] GM : 今回ちょっと回し方があんまり自信なかったからな…

[雑談] デンジ : 上手かったぜ、自信持てよ

[雑談] GM : ありがてえ

[雑談] デンジ : シナリオ面白かったしギミックも面白いし全員助けられたし俺ぁもう大満足だよ

[雑談] GM : まあデンジくんの初動がクレバーすぎたのが大きい

[雑談] GM : 自分が人形だと調べられないのを前提に一部組んでるからなァ…

[雑談] GM : 天井を見るのは想定外だったぜ…

[雑談] デンジ : なんらかの制限があるのはわかってたからなぁ

[雑談] GM : 格が違う

[雑談] GM : 質問があれば聞く

[雑談] デンジ : フラーってあれ何の役目だった?

[雑談] GM : あいつはこの場について説明する役割があります
それとまあ……

[雑談] GM : 今回ねえ

[雑談] GM : イトキリちゃんがすぐ説得されちゃったんで出なかったんですけど

[雑談] GM : 本当はイトキリちゃんに糸切られにいくときに《戻る》しか選択肢の無い選択を突き付けられる手はずだったんですよ

[雑談] デンジ : おぉ……?

[雑談] GM : そのときにフラーちゃんが最初にやってた《何もしない》を選択することで糸を切られるっていうのを想定してるんでね…

[雑談] デンジ : あ〜……なんとなく理解した

[雑談] PL : 糸斬られに行くぞォ~!

[雑談] イトキリ : 「退かなきゃ切る。退いてくれ(^^)」

[雑談] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《戻る》

[雑談] PL : 何もしない!

[雑談] イトキリ : 「失せろ」

[雑談] GM : みたいな流れですね

[雑談] デンジ : なるほどなぁ

[雑談] GM : あとは今回はあんまりそういう話はしなかったし最初からデンジくんがシナリオの解き方分かってたから言わなかったけど、フラーちゃんは「進んだり戻ったり調べたりじゃここから出られませんでした」=「選択肢にない行動で何とかしようね!」みたいなことも伝えてくれます

[雑談] GM : デンジくんが本当に開幕時点で大体見抜いてきてたのでNPCの情報量がゴミになった

[雑談] デンジ : フラーお前便利キャラだったんだなぁ

[雑談] デンジ : ごめんなモルモットみたいにしちまって

[雑談] デンジ : あとやっぱり糸切らないとダメだった?

[雑談] GM : うん

[雑談] GM : 糸切らずに夢から抜け出そうとすると、悪夢見せてきたやつに囚われたままになる

[雑談] デンジ : イトキリ危なかったんだなアイツ…

[雑談] GM : まあはい

[雑談] GM : イトキリちゃんはNPCというよりギミックなので割と助ける難易度は高いと思います

[雑談] デンジ : おぉ……助けられて良かったぜ

[雑談] デンジ : 聞きたいのはそんなもんかな

[雑談] GM : わかった

[雑談] GM : デンジくんがイケメンで見ていて良かったです

[雑談] デンジ : そんな褒めんなって

[雑談] GM : いや……カッコよかったな……

[雑談] デンジ : 照れちまうじゃんよ
久々のTRPGだったから手際悪くてごめんなぁ!

[雑談] GM : 悪いとは思わなかったな

[雑談] GM : 楽しかったから気が向いたらまた来てくれ(^^)

[雑談] デンジ : おう!また来るぜ〜

[雑談] GM : 嬉しいだろ嬉しいだろ

[雑談] GM : じゃあお疲れシャンだな
またね~~~

[雑談] デンジ : またね〜〜〜〜!!!